新型コロナワクチンについて

新型コロナウイルスワクチンもどんどん制度が変わってきていますね。
基本的には、メリットがデメリットを上回っており、接種を推奨、というのが国のスタンスです。
当院は、日本での新型コロナワクチン接種が始まって以来、初めから継続的に接種し続けてきております。

今後も、地域の必要性に合わせて、当院で接種可能な体制を続けていきたく思っております。




令和6年秋開始のコロナワクチン接種について

★令和6年度の対象者

尼崎市・西宮市・伊丹市・芦屋市・宝塚市・三田市・川西市・猪名川町に住民票がある方

①65歳以上の方

②64歳~60歳の障害手帳1級をお持ちの方

上記の市外の方は、予防接種依頼書と全額自己負担でお支払いいただき、自身で還付手続きを行っていただきます。

※上記①②以外の方で任意(自費)接種をご希望の方はこちら>>


★接種期間
 令和6年10月~令和7年1月下旬


★費用   1回3260円


★予約方法 ①めぐみ内科 WEB予約
②電話予約
③来院予約

※お電話、来院でのご予約の際は、通常診療が優先になりますので、状況によってはお待ち時間をいただきます。


★接種場所 同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。

★接種場所
同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。


★接種時間 13:30~


★ワクチンの種類

ファイザー社 コミナティ筋注シリンジ

※当院では明治社のコスタイベ筋注ワクチン(レプリコンワクチン)は使用致しません。


★10月、11月の接種日程
10/25(金)・11/12(火)・11/27(水)


★当日の持ち物

①予診票

接種日当日までにクリニックへ予診票を取りに来ていただくと当日の案内がスムーズになります。ご協力お願いいたします。

②接種費用 3260円

③保険証・医療証
生活保護の方は受給者証




インフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種について

★令和6年度の対象者

尼崎市・西宮市・伊丹市・芦屋市・宝塚市・三田市・川西市・猪名川町に住民票がある方

①65歳以上の方

②64歳~60歳の障害手帳1級をお持ちの方

上記の市外の方は、予防接種依頼書と全額自己負担でお支払いいただき、ご自身で還付手続きを行なっていただきます。


★接種期間
 令和6年10月~令和7年1月下旬


★予約方法 ①めぐみ内科 WEB予約
②電話予約
(11時~13時にお掛けください)
③来院予約
(11時~13時にお越しください)

※お電話、来院でのご予約の際は、通常診療が優先になりますので、状況によってはお待ち時間をいただきます。必ず「コロナワクチンとの同時接種希望」を伝えてください。



★費用 インフルエンザワクチン 1500円
コロナワクチン     3260円


★接種場所 同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。

★接種場所
同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。


★接種時間 13:45~


★ワクチンの種類

ファイザー社 コミナティ筋注シリンジ

※当院では明治社のコスタイベ筋注ワクチン(レプリコンワクチン)は使用致しません。



★10月、11月の接種日程
10/25(金)・11/12(火)・11/27(水)


★当日の持ち物

①予診票

接種日当日までにクリニックへ予診票を取りに来ていただくと当日の案内がスムーズになります。ご協力お願いいたします。

②接種費用
インフルエンザワクチン 1500円 
コロナワクチン 3260円

③保険証・医療証
生活保護の方は受給者証




任意接種(自費)でコロナワクチンを接種される場合

★接種期間
 令和6年10月~令和7年1月下旬


★費用   自費 16,500円


★予約方法 ①めぐみ内科 WEB予約
②電話予約
③来院予約

※お電話、来院でのご予約の際は、通常診療が優先になりますので、状況によってはお待ち時間をいただきます。


★接種場所 同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。

★接種場所
同ビル2階 森下小児科アレルギー科
接種日は2階へお越しください。


★接種時間 13:30~


★当日の持ち物

①予診票

接種日当日までにクリニックへ予診票を取りに来ていただくと当日の案内がスムーズになります。ご協力お願いいたします。
もしくは、下記のボタンからダウンロードできますので、印刷、ご記入してご持参ください。

②接種費用 16,500円

※この予診票は任意(自費)接種の方用です。令和6年度の対象者の方は使用できません。


※ワクチンの種類、接種日程については、「令和6年度の対象者」と同様です。こちらをご確認ください。


新型コロナワクチンの効果と同時接種について

ワクチンとしての効果はかなり高い方です。
新型コロナワクチンは、2回の接種によって、95%の有効性で、発症(発熱やせきなど)を防ぐ効果が認められています。
(※インフルエンザワクチンの有効性は約40~60%)

ワクチン接種後時間が経つと効果が徐々に低下
しかしながら、感染予防効果等は時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが、様々な研究結果等から示唆されています。

例えば、ファイザー社のワクチンを接種した人のアメリカによる報告では、12歳以上における感染予防効果は、2回目接種後1ヶ月以内では88%でしたが、5~6ヶ月後には47%にまで有意に低下したとの報告があります。

発症予防効果についても、2回目接種後は2か月で96.2%であったところ、4ヶ月以降では83.7%であり、徐々に低下していくことが確認されています。

【他のワクチンとの同時接種、接種間隔】
インフルエンザワクチンとは同時接種が可能です。
インフルエンザワクチン以外のワクチンは、2週間以上間隔をあけて接種することとなります。

(令和6年度)インフルエンザについてはこちら



副反応について

どんなワクチンでも、副反応が起こる可能性があります。
一般的にワクチン接種後には、免疫をつけるための反応を起こすため、
接種部位の痛み、発熱、頭痛などの「副反応」が生じる可能性があります。
治療を要したり、障害が残るほどの副反応は、極めて稀ではあるものの、
ゼロではありません。



新型コロナワクチンでは2回接種後に、接種部位の痛みは約80%に、
37.5度以上の発熱が約33%、疲労・倦怠感が約60%の方に認められています。
3回目接種後も2回目と同程度の副反応が生じると報告されています。
わきのリンパ節の腫れや痛みの頻度が少し多い(20人に1人程度)報告がありますが、 軽度で数日で改善します。
痛みや発熱が生じた場合は、飲み薬での対応をします。
症状に応じて処方いたしますので、ご相談ください。

ワクチンに含まれる成分により、複数の臓器や全身にアレルギー反応があらわれる過敏な反応を
アナフィラキシーと言います。
アナフィラキシーの頻度は、米国で100万人に5人程度と報告されています。
ワクチンでアナフィラキシーが起こりやすいのは接種30分以内です(多くは数分以内です)。
当院ではワクチン接種後15~30分経過を見させていただきます。

当院では、万一のアナフィラキシーに備え、アレルギー専門医が待機しております。
(当院建物2階の 尼崎 森下小児科アレルギー科 の院長)
治療経験豊富な医師が必要な対応を迅速に行いますのでご安心ください。





不安はありませんか?

新型コロナワクチンの接種をお勧めするにあたって、国内外の数万人のデータから、
発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応といったデメリットより大きいことを確認しています。 
とはいえ、ご自身の持病や健康状態により、ワクチン接種を不安に感じられる方も多いと思います。
もし、接種に関してご不安やご質問がございましたら、遠慮なく当院を受診してください。
皆さまが納得して判断をしていただけるよう、お話させていただきます。





小児のコロナワクチンについて
(5-11歳と6か月~4歳と、年齢により二種類あります)

めぐみ内科・糖尿病内科、森下小児科アレルギー科と連携して接種いたします。
接種するかどうかについては、ワクチンとして、メリットとデメリットの比較です。



努力義務となりました(2022年8月)

2022年3月より小児でのコロナワクチン接種が始まってから、数か月が過ぎ、実際に多数の方が接種し、多少のデータも出てきております。
小児科学会は、およそ以下の理由から、積極的にワクチンとして接種すべき対象、という声明を発表しております。
小児での重症例・死亡例も多少出てきてしまっていること、小児の副作用は成人よりも少ない事、などがあります。海外だけでなく日本でのデータも出てきたことと、オミクロンへの効果も確認されてきたこと、などが関係しております。

そして、デメリットが今のところ目立つものがない。副反応の発熱なども成人より少ないこと
メリットとして、小児でのコロナウイルス感染症や、お年寄りを含めた周囲の成人へうつすことも減らし得ること、時々ある小児のコロナウイルス感染症による重症化の予防効果もあること、などが実際にあります。



尼崎市でのこどものコロナワクチンの接種

尼崎市では、現在小児・乳幼児の新型コロナワクチン予防接種は、集団接種はなく各クリニックなどで個別接種となります。小児用、乳児用ファイザー製を使用いたします。



メリット

発症予防

発症予防率については 成人と同様の効果が得られているという評価です。


重症化予防

また、重症化予防、入院予防、コロナ後長期にわたる合併症からの予防というのも、勿論メリットです。もともとの重症化率の違いがあり、成人と同様の効果とは言えないとも言えます。 ただ、小児の新型コロナウイルス感染症において、かかってからでは重症化予防の薬はなく、また少数ですが脳炎・脳症など後遺症を残し得ることや死亡例などもあり、重症化予防というのも大切な効果ではあります。
小児のコロナワクチン接種者は、コロナ感染症による入院率が減っているデータが出ております。


社会的メリット

コロナウイルス感染症にかかることが減ることで、学校を休まなくて済む、家族が濃厚接触者にならずにすむ、家族にうつさずに済む、なども現実的メリットとしてはあります。
祖父母にうつし、祖父母が重症化した、ということは現実起きており、その予防の一環としても有効です。



デメリット

短期的副作用

発熱、痛み、ダルさ、など12歳以上と同様の副作用が認められます。12歳以上よりは、少ないともいわれています。 実際に日本の小児に接種が始まった結果、やはり成人よりは大分少ないとの実際の情報も出てきております。


重大な副作用

現実的には少なく、安全性に重大な懸念は認められてはいない、という扱いです。


長期の副作用

現状情報は少ないです。
一方理屈上は、長期間に影響を及ぼす可能性は低いとはされています。



結論の一つ

基礎疾患のあるこどもはおすすめです。

喘息の重い状態(良い状態を維持できている方は該当しません)、高度肥満、早産時、免疫抑制剤使用中、心疾患など。


健康なこどもも、意味自体は十分あります。

「日本でも、努力義務として、推奨されるようになりました。」
ただし、各家庭・お子さんにとってのメリットとデメリットを考えたうえで接種を考えるしかありません。

メリットが上がる人としては、以下などがあります。

  • 糖尿病や高血圧、ガンなど病気の家族や、高齢の祖父母とよく会う。
  • 母親が妊娠している。
  • 自分または家族が、どうしても参加したいイベントがある(小児のコロナ感染症で悩みが深い一つに、「受験に参加出来るかどうか」はかなり多いです)
  • 自宅で出来ない事を頑張りたい(運動、習い事など)
  • 学校や園をなるべく休みたくない。
  • 親が仕事を休みたくない、休みにくい。



5-11歳の方

小児においても重症例が確認されはじめ、基礎疾患がなくても死亡したり後遺症が残る例が出てきております。有効性、安全性、日本の感染状況、海外のデータなどから、11歳以下も、12歳以上に遅ればせながら接種対象となりました。

・発症予防:ワクチンを2回接種した5-11歳の新型コロナウイルスの発症予防率は90%、という研究が有名です


・重症化予防:オミクロン株を含めて、重症化予防効果も40-80%程度は認められるとのデータが出てきております。


・接種量 :接種量は、成人の1/3です。効果としては、それで成人同様の効果は得られる、と考えられています。


・副作用 :発熱などの副作用は、1/3の量の接種で、成人同様程度かそれより少ないとされています。成人と同量を接種した場合に比べ、発熱などの副作用は減ったとされています。


・国からの立ち位置:
厚労省、日本小児科学会は、効果・安全性が確認されており、接種を推奨しております。




参考にしてほしいページ



悩まれる方は、受診時にご相談ください。喘息の有無、アレルギーの有無、肥満その他基礎疾患の有無、実際の生活などをもとに一人一人に見繕います。



生後6か月~4歳のコロナワクチンについて

乳幼児においても重症例が確認されはじめ、基礎疾患がなくても死亡したり後遺症が残る例が出てきております。有効性、安全性、日本の感染状況、海外のデータなどから、6か月~4歳の乳幼児も、5-11歳に遅れて接種対象となりました。

・発症予防:オミクロン株流行下で、6か月~4歳の3回目接種後7日以降における発症予防効果は73.2%、というデータが有名です。


・接種量 :接種量は5-11歳の半分となります。


・副作用 :接種部疼痛や発熱などがありますが、ほとんどが軽度で回復し、重度な副反応は現状認められていないとされております。


・国からの立ち位置:
日本小児科学会としては、効果・安全性が確認されており、6か月~4歳のコロナワクチンの接種を推奨されております。
アメリカでは、全ての乳幼児にコロナワクチン接種が推奨されております。



参考にしてほしいページ



悩まれる方は、受診時にご相談ください。喘息の有無、アレルギーの有無、肥満その他基礎疾患の有無、実際の生活などをもとに一人一人に見繕います。



糖尿病をお持ちの方へ

新型コロナウイルス感染症の流行が拡大する中、不安な気持ちでお過ごしの方も多いのではないかと思います。
大切なのは、正しい情報にもとづいて、正しく備えることです。
世界各国から、調査結果が報告されていますので、
糖尿病と新型コロナウイルス感染症の関係について次にQ&A形式で記載いたします。



糖尿病と新型コロナウイルスについて Q&A

Q.糖尿病があると新型コロナウイルス感染症にかかりやすいのでしょうか?

中国やアメリカの新型コロナ感染症の患者さんのうち、
糖尿病の方の割合は、それぞれの国民全体の割合と大きくかわりませんでした。
つまり現時点でのデータによると、糖尿病があっても、コロナにかかりやすいとは言えません。



Q.糖尿病があると新型コロナウイルス感染症で重症化しやすいのでしょうか?

アメリカでは、新型コロナウイルス感染症の重症で入院した患者さん、集中治療室で
呼吸管理が必要になった患者さんで、糖尿病の方の割合が高いというデータがあります。
イタリア、中国からの報告でも同様の傾向が指摘されています。
つまり、糖尿病があると、コロナで重症化するリスクがあります!



Q.糖尿病のコントロールが悪いと重症化のリスクが高くなるのでしょうか?

日本内外のデータより、糖尿病患者さんの血糖コントロール状態は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクに影響することが示されています。
つまり、普段の血糖コントロールが大切 なのです。



Q. 何に気をつけたらよいのでしょうか?

糖尿病をお持ちの方は、手洗い・咳エチケットなどの通常の感染予防を行うとともに、
継続して血糖コントロールを良好に保つこと が大切です。



Q. 新型コロナワクチンは打った方が良いのでしょうか?

先に述べましたように、糖尿病は重症化のリスク とされており、
飲み薬やインスリンで治療中の糖尿病や他の病気を併発している糖尿病をお持ちの方は
優先接種の対象 に含まれています。
他にも持病をお持ちで接種がご不安な方は、遠慮なく当院を受診ください。
皆様が納得して判断いただけるよう、お話させていただきます。



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